シベリウス音楽院にてクラシック・ピアノを専攻し、修士を取得。その直後エドバード・ベサラとの出会いにより、クラシックピアニストとしてのキャリアから方向転換する。
ベサラとの出会いは、結婚という結果だけでなく、音楽性の探求をしていくための最高のパートナーシップにもつながった。
以後、アルバムやコンサートで共演を続けながら、同時に才能のあるフィンランドミュージシャンを発掘していくためのワークショップなども続ける。
ハールラとベサラのワークショップから生まれたのがサウンド&フュリーである。
ベサラの作品の編曲などでまさに右手となりつつ、自分の音楽性と独自性についても成長させていった。
ハールラのバラードは特に定評があり、ベサラの死後はソロ活動も増えてきている。音をならさず音に潜むおおくの意味をあぶり出すという数少ないピアニストの一人である。