友の会では毎月1本ずつを目安に
オカリーナについての連載をしていきたいと思います。
記念すべき第1回をどうぞ・・・・。


第1回 オカリーナのあれこれ 明田川荘之
「アケタ・オカリーナ T3G、T1Cは上のソの音が出る!」
アケタ・オカリーナのT3GとT1Cは左手で押さえている指穴をすべてはなし、右手の指穴は全て押さえ
(但し、低音のシ、ラの小穴は除く)、息を吹き口におもいっきり強く吹き込むと倍音のソが出ます。それも
当たりはずれが時々ありますが、ほとんどの管で、楽音(演奏に使える音)として使える高音のソの音を得る
ことが出来ます。このことを知っている方はもうかなりいらっしゃると思いますが、僕もすでに長い間使用し
ております。メーカーによってはすでに楽音として運指表に載せてる所もあると聞きます。他、T3G、T1
Cにおきましては、高音のソ以外の倍音も工夫によって得られます。ぜひ研究してみて下さい!
ではなぜT3G、T1Cでのみ楽音としての倍音が得られるのか?基本的にオカリーナは閉管であるがゆえに
倍音(オクターブ上の音)が得られず、また出たとしても楽音にならない、というのが一般的です。しかし3
G、1Cは得られる。これも20年程前か?本で読んだのですが、中国の音楽研究家が中国版のオカリーナで
研究、フルートのように筒状に伸ばしてゆくと閉じてても開管の効果が得られ、倍音が出るとのこと。という
ことはT3Gが筒状に細長いから倍音が出やすくなるのでは?と想像されます。しかし筒状もあるラインをこ
えると閉管独特のオカリーナの丸い音は失われるのかもしれません。お役に立てば・・・。