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衛星ラジオ 天才アケタ
天才アケタ”ができるまで

その発祥から
 

 1950年10月23日東京都生まれ。立教大学経済学部卒業。ジャズ・ピアニスト。
 
 小学1年生のとき彫刻家である父親の弟子、香山久からオルガンの手ほどきを受けたのが鍵盤楽器との最初の出会い。母親の勧めで始めたエレクトーンを4年半続けたあと大学でピアノに転向。先輩から強引にジャズの世界に引き込まれ、19歳のときには既に自己のトリオで新宿「ピットイン」や渋谷「オスカー」などに出演しはじめている。
 卒業の翌年1974年の2月、自分自身のライヴの方向性を貫き通すために、西荻窪にライヴハウス「アケタの店」を開店。ジャズを中心にロック、フォークなど多様なミュージシャンが出演するようになってきた。日本ジャズ・ミュージシャンの7割はここに出演したと言われ、忌野清志郎、近藤房之助、原田芳雄、友部正人、パンタ、浅川マキなどジャズ以外からの出演者も多い。
 自身はソロ、トリオ、セッション、オーケストラなどを中心にフリー、モダンを問わず幾多の人々と共演。また生活向上委員会、坂田明4、古澤良治郎とのデュオ演奏も経、最近ではアフリカやヨーロッパでのソロ演奏が現地人の共感を大いに煽って帰ってきた。浅川マキ、三上寛、つのだ☆ひろたちとの共演歴もある。
 
 荻窪の自宅では音楽家でもある父親から受け継いだオカリーナ会社の社長で、世界にも類のないオカリーナ・ジャズ奏者。スタンダード曲などのアドリブも流暢にとれる奇人才人だ。1975年より自主レーベル、アケタズ・ディスクも主宰し多くのジャズLP・CDを制作している。1998年にはオカリナ・アケタ・レーベルも立ちあげここからのリリースも充実してきたところ。
 
 リーダー作としてはデビュー盤『ディス・ヒア・イズ・アケタ1〜3集』(off beat)を皮切りに40枚を超える秀作の数々を世に送ってきた。文筆業も盛んでスイングジャーナル、ジャズライフ、ジャズ批評、ジャズワールドなどの各ジャズ雑誌において、その個性的な文体が多くの人を笑わせてくれている。
 趣味は温泉・水泳・酒など液体関係全般! 通称天才アケタ。その称号は彼のピアノを聴いた人間ならみなが納得するところ。好きな音楽家はブラームス、カール・シューリヒト、エリック・ドルフィー、バド・パウエル。