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『風の詩 オカリナの調べ』 '94年作品
●日本クラウン CRCI-20142
"poems of the wind"

 

明田川荘之(ocarina)、坂口博樹(comp,arr)、森朗(g)、後藤正光(synth)、土屋玲子(vln)、相原弥生(vln)、酒井まさの(viola)、山形まどか(cello)

 自然音とオカリーナとの、
 心に響くやすらぎのハーモニー

 シャワーのような音のるつぼである都会を離れ海の波音、小川のせせらぎ、鳥や虫たちの鳴く音の中に身を置くと、音の洪水で麻痺した聴覚がやわらかく蘇り、心の安らぎを感じるようになる。
 この安らぎをもたらしてくれる「ゆらぎ」は太古の昔からこの地球の自然を形成したものであるから、それは我々人間の心身の安定を支えるきわめて重要な要素である。心と身体は車の両輪といってよく、この両者のバランスをうまくとってくれるのが「ゆらぎ」といってよかろう。メンタルヘルスの極意のひとつは「現実逃避」である。「ゆらぎ」の効果はここにも発揮されるのだ。とくに都会に住み、都会で働く者にとって「逃避」の場所は自然こそが最も好ましい。そこが最高のリラクゼーションの場であるから。

‥‥‥‥随筆家・精神神経科斎藤病院院長 斎藤茂太(ライナーノーツより)


曲目

1.太古の風
2.FURUSATO
3.走馬燈
4.風の村
5.Seseragi
6.シメロンの灯
7.初夢
8.風の人〜I remember Takashi
9.土の唄
10.花の季節にある限り
11.風神
12.かざぐるま
13.小糖雨


演奏者プロフィール

明田川荘之,ocarina:1950年、東京都出身。立教大学卒業。ピアニスト、作編曲家、オカリーナ製作および奏者。
日本オカリーナの父、彫刻家故・明田川孝の長男で、国内外の公演やTV・FM出演、文筆業など幅広い分野で活躍している。父の意志を継ぎ現在オカリーナの研究製作および演奏活動を通じて後進の育成に力を注いでおり、日本オカリーナ界の中心的人物となっている。
自身ジャズ・ミュージシャンであり、オカリーナをジャズに導入するなど、独自の奏法や芸術性で信奉者を多く持っている。60年の伝統を誇る「アケタオカリーナ」、25年の歴史を持つライヴハウス「アケタの店」、ジャズとオカリーナのレーベル「アケタズ・ディスク」などを構え、総じて(株)アケタの代表。アケタは氏の愛称。
リーダー作『わっぺ』(オーマガトキ)
     『旅』(AKETA'S DISK) 他


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