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『ア・デイ・イン・アケタ』 '94年作品
●AKETA'S DISK
"a day in AKETA"MHACD-2508 本体2,500円+税

 

松風鉱一(as,ts,fl)、水谷浩章(el-b)、小山彰太(ds)

 日本が生んだ偉大なスタイリスト松風のリーダー作
 充実のピアノレス・トリオ演奏がすばらしい!

 93年、94年のアケタの店でのライヴを収録している。力強さの中に繊細な表現力を見せつける“松風節”が全編に渡り展開される。ドラムスの小山彰太、ベースの水谷浩章のプレイも見逃せないものがあり、ピアノレス・トリオ・ジャズ演奏の真髄が聴ける、日本ジャズ・シーンを代表する名盤だ。
 ゾウさんが入っているだけにゾウっとする程、松風は現在日本一といえる。日本一と思っている親派は多いはず。特に僕は松風バンドに長くいたので原因がよくわかる。お互いドルフィーにめざめたこともあるだろうが、例えば洋音楽の究極がクロマティックであるとすればそれを自分の中に根付かせるなどなど歴史的語法またその発展型の地球万民の心を真に動かす語法、一見観念的書き方になってしまい嫌われそうだが、松風はそこへと足を踏み入れはじめている。僕の探索していることもこれ。 ―中略― 松風は日本で唯一ともいうべきこの歴史的究極に足を踏み入れており、日本一なのだ。今、松風はゾウさんだけにマジにCDを増産しなくてはいけない!

‥‥‥‥明田川荘之(ライナーノーツより)
 
 最初に会ったのが松風が2枚目のレコーディングをしていたときかな。確か立川かどこかのホールを借りてやってたんだけど、そのときのメンバーが松風鉱一、大徳俊幸、川端民生、古澤良治郎。今から考えれば我らが渋谷毅オーケストラのメンバー3人(ぼくを入れれば4人)がそこにいたのだから、不思議